ここでは、ペットがかりやすいパルボやジステンバー・ケンネルコフ・真菌等の感染症症状とその対策、及び、病気の早期発見のためのいくつかの項目を記載しています。ここに載っていることがすべてではありません。 病気の早期発見のための一部分です。 少しでもおかしいと感じたときにはすぐに主治医に相談してください。 またなんでも相談できる信頼のおけるかかりつけの獣医を早く見つけましょう!!
うんちの事 | 歩き方に異常は? | 食欲は? | においや食べ方は? |
お水の量や体型に変化は? | お顔・お腹の腫れをチェック | お顔・お腹の腫れをチェック | お顔・頭・お尻の動作は? |
においをかいでみて… | 咳や呼吸に乱れは? | 留守番の時の様子 | かかりやすい病気の一覧 |
■■ ウンチの事 |
わんちゃんはちょっとした事でも下痢をします。 食べ過ぎ…水分の取りすぎ…なれないフードを食べた…ストレスを感じている… こんな要因がないのに下痢をしている場合、多くの場合は、細菌・ウィルス・寄生虫の感染または中毒も考えられます。 また、穀物が主原料のフードも腸内吸収がされにくく緩めのうんちが出る事があります。 この場合は、お肉が主原料のフード(プレミアムドッグフード等)に切り替えれば良くなりますよ。 食べ過ぎは同じになってしまいますが…
うんちをとったときに地面に何もつかずとりやすいうんちが良いうんちです。 あなたのわんちゃんは大丈夫?? 異常を感じたときにはすぐにかかりつけの獣医さんに相談してください。 うんちに血がついている…便秘症である…これも異常の一つです。 便秘の場合はご飯の量が少なかったりカルシウムのあげすぎ、そういった内容の喰餌は便を硬くしますの でそういった要因がないかチェックしてください。 |
■■ 歩き方に異常は? |
わんちゃんが歩く様子を観察してみてください。 ヨタついたりふらついたり…足を引きずっている… 足の形なんかもチェックしてくださいね。 特に大型犬は、普段からのチェックが大変重要です。 大型犬は体は一気に大きくなりますが、関節・骨等はからだの成長と共に固まるのではなく ずいぶん遅れて後から固まります。体が大きくなったからといって無理に走らせるのはやめましょう。 フローリングや自転車引きは特に注意してください。 大型犬は小さい時の無理が年をとってから出てくる事が多く、歩けなくなる場合もあります。 小さい子はだっこしてすぐに病院に…となりますが、大型の子は30~60キロくらいになります。 病院通い・介護等考えれば飼い主さんの負担も大きいです。 小さい時の無理は絶対やめましょう。
関節の異常…脳神経系の病気…クル病でも異常が出る事があります。 関節のケアには、シーモビリティチキンジャーキー・ジョイントスーパーチュアブルがお勧めです。 少しでも異常を感じたら早めに受診してください。 |
■■ 食欲は? |
元気な子はご飯の時間が待ちどおしく短時間で一気に食べてしまいます。 ご飯を食べない・残す…には何らかの理由があると考えられます。 まず、ご飯の量は適量ですか?その子にとって多すぎませんか? いつもより時間がかかっていませんか?においはかぐけど食べない・残す… 食欲の低下しているサインです。 病気にかかったときには食欲に現れる事が多く、他に症状がないかチェックをしてください。 うんちは?痛がるところはない?熱は?口の中は大丈夫?吐いてない? ある程度まで体が大きくなってくると必要なカロリーが少なくなってくるので、一時的またはその辺りから食欲が低下してくるように感じる時期があります。 冬は体を震わせたりしてカロリーが多く必要ですので、外飼いの子は普段より多めに与えて下さいね。 夏場は暑さもありますが、余分にカロリーを必要としないため若干食欲が落ちてくる子もいます。 おかしいなと感じたら早めに受診してください。 |
■■ においや食べ方は? |
お口がくさいな~って思ったときには炎症がないかどうかチェックしてみてください。 歯周病…口内炎…よだれが多くない?歯の色は? 何か気がついたときには獣医さんによく相談してください。 牛さんのツメや豚さんのミミ・ハナは歯石とりには一役かってでてくれるグッズですよ。 獣医さんでお願いすれば歯石をとってくれますが、全身麻酔でする事も多くわんちゃんの負担もあります。 よく獣医さんと相談の上するようにしてください。
よだれが多い時…ストレスを感じている事もあります。 普段の様子と違うときには早めに受診してあげましょう… 食べ方に異常が見られるときには、口内炎や傷が考えられます。 他にも、筋肉や神経系の病気が隠れている事がありますので獣医さんによく相談してみてくださいね。 |
■■ お水の量や体型に変化は? |
水分量が不足しているわけではないのに異常にお水を飲むときは要チェックです。 あなたのわんちゃんが日頃どれくらいのお水を飲むのか、普段から知っておく必要があります。 またいつでも新鮮なお水が飲めるようにしてあげてくださいね。 お皿に入れたものもいいのですが、こぼしたり浸かってしまったり、ほこりが入ったり… 夏場お留守番の時にお水が飲めず脱水をおこす可能性もあるでしょう… まめに入れ替えが出来ない場合はウォーターボトルが便利ですよ。 こぼしたり、浸かったりほこりが入ったり…なんて心配がいりません。
ちょっとコロコロしていてまん丸の体型は見た感じはかわいいんですが、健康を損ねる危険があります。 太る事で心臓病…糖尿…関節…椎間板…等にかかる可能性はぐっとあがります。 避妊・去勢後は特に太りやすいので注意が必要ですよ。 病気が原因で太ってくる事もありますので注意が必要です。 いずれにせよ、標準の体型を保つようにしてあげてくださいね。 肥満かな???の自己チェックはウエストのラインや腰の丸み加減・あばら骨のでかた等でチェックしてみてくださいね。 やせてくるのにもやはりチェックが必要です。 肥満と共にご飯の量・種類・運動量等で標準の体型を保ってあげてくださいね。 |
■■ お顔やお腹の腫れをチェック |
お顔を見て目やにや涙が多くないかチェックしてみてください。 また、まぶたがはれていたり傷はないですか?左右違いがありませんか?目をこすったりは? 涙が多い子は涙やけができることがあります。 涙官が細いが場合もありますので獣医さんに相談してみてください。 目やにも気がついたときには取ってあげてくださいね。 かたまって取れにくくなることがあります。 目のケアにはアイズソーブライトが安心でお勧めです。 目をこすったりまぶしそうにする時は、目にごみが入ったりまつげがささったり、逆まつげの場合もありますが、つめで傷をつけてしまう心配もあります。 早めに受診してくださいね。
鼻水は出てないですか? 鼻が詰まったり咳や熱がないかどうかも調べてください。 鼻水も風邪からくるものもあればウィルスや細菌感染で出てくる事もあります。 鼻水と同時に他の症状がないかもしっかり見てあげてくださいね。
よだれが普段より多くないかどうかも見てくださいね。 ストレスを感じたときや口の中の異常はないですか? 脳神経系の病気から感染症・口の中の異常まで原因は色々ですが、早めに受診しましょう…
お腹には腫れはないですか? 食べ過ぎや肥満・便秘・妊娠等は考えられないでしょうか? それがない様でしたら異常がある事も、考えられますので獣医さんに相談してください。 |
■■ 被毛・毛に異常は? |
からだを異常にかいたりしているときには、皮膚の状態や毛をチェックしてみましょう。 わんちゃんが体をしきりにかくのに気がついた時には、その部分の毛をかきわけて皮膚の状態をチェックして見て下さい。 赤いところはない? はげているような所はない? 何かできものができているようなところはない? ふけはでてないかな?皮膚は腫れていないかな? またふけはお手入れ不足の場合にも出ます。 まめにお手入れしていても出ているときには何らかのトラブルがある可能性もあります。 皮膚のケアにはロイヤルコートです。 多数の方がお使いになっておられます。 換毛期以外に大量に抜けるときにも注意してくださいね。 少しでもぬけ落ちている部分があったときには早めに受診してください。 初めは少しでも徐々に広がっていく可能性もあるからです。
脚の裏をしきりになめるときには指の間も見てあげてくださいね。 ダニ等がつきやすい部分でもあります。 皮膚に異常があるときにはフード等の食べ物でおこるアレルギーの時もあります。 がわいい愛犬が食べるものですから経済性だけにとらわれず可能な限り、体にいいものを選んであげましょうね… 主原料がラム&ライスのフードは、一般的にアレルギーが出にくく、ワンちゃんにも飼い主さんにも負担が少ないようです。 色々なプレミアムフードを取りあつかっておりますのでご覧ください。
あらがじめアレルギーのあるのがわかっている子は原材料をしかりチェックしてあげてください。 また親兄弟にアレルギーがあるときは、今まで何もなくても体調の変化等で突然出てくる事もあります。 注意してくださいね。 でも、親兄弟がアレルギーだからといって必ずしもなるとは限らないので反応食物を与えないのも問題があることがあります。 恐がらず注意をしてあげる事が大切ですよ… キャナインチュアブルで体質改善もお勧め方法です。 |
■■ お顔・頭・お尻の動作は? |
頭をしきりにふるときには耳に異常があることが多いようです。 虫やごみは入っていたり炎症がある事もあります。 耳の後ろをしきりにかく・耳を壁にこすりつける、頻繁に頭をふる・耳が傾いているといった事はないですか? 耳の中を見てください。赤くなっていたり、腫れていたり、できものはないですか? 耳垢はどうでしょう? 耳垢は多い場合は取り除いてあげてくださいね。 そのままにしておくと耳トラブルになる可能性が高いです。 特にたれ耳のわんちゃんは要注意です。 耳の中のお掃除にはイヤーズオールライトがお勧めです。 ミミダニにも効果がありますので、普段のおい手入れで是非お使い下さい。 黒くて臭い耳垢は細菌感染している事もありますのできれいにとってあげてくださいね。 その後イヤーズオールライトでお掃除してあげてください。 赤く腫れていたりできものがあるときには他のトラブルも考えられますので早めに受診してくださいね。
体の様子を見てみましょう。 息が荒かったり、背中を丸めたままだったり動かなくなったり、おしっこの量が減る… 熱っぽいのかもしれません。 わんちゃんは平均して平熱は、38~39度強くらいです。 お熱の測り方は、お尻の穴に体温計を差し込んで計ります。 いれ過ぎに注意してあげてね。 40度以上だと病気の可能性もあります。 風邪をはじめとした感染症から中毒・内臓の炎症性まで色々な原因が考えられますが、すぐに受診してあげてください。 わんちゃんは体が小さい分細菌がまわりやすく重症化する事もあります…
お尻を地面にこすりつける動作をするときには肛門や肛門周辺にかゆみや痛みがあることがあります。 肛門をかばうように尻尾を下げたり尻尾を追いかけてぐるぐる回ったり、尻尾を触られるのをいやがったりはしてないですか? お尻の周りは赤くなったり炎症やできものはないですか? しこりもないかどうかチェックしてみてあげてくださいね。 つい忘れがちなお尻回りのケアにはバイオチャレンジが一役かってくれます。 シュッシュッとスプレーするだけで殺菌と消臭効果があるのでとても使いやすく絶対の絶対の絶対お勧めです。 |
■■ においをかいでみて… |
わんちゃんは毎日お風呂にはいるわけではないので多少においはあると思いますが普段とはちょっと違うにおいの時や不快なにおいの時には何かある可能性が考えられます。 皮膚トラブルはないでしょうか? 皮膚トラブルの場合はかゆみや脱毛等の他の症状を伴いますのでそれで気がつく事もあります。 わんちゃんの様子をしっかり見ておきましょう。
耳がにおうなぁと思ったときは、耳垢がたまっていないかどうか見てあげてくださいね。 特にたれ耳のわんちゃんは風邪通しが良くないのでトラブルが多い様ですよ。 耳垢はたまってくると、細菌感染をおこし外耳炎や中耳炎をおこす原因になります。 化膿すると痛みも出るでしょうし早めにチェック&お掃除&受診をしてください。 たれ耳のわんちゃんにお奨めなのが、イヤーズオールライトです。 天然成分のみで作っておりますので、ベビー時期から安心してからお使い頂ける様になっています。
お口のにおいはどうですか? 普段と違ったにおいはしていないですか? 傷や化膿しているところはないですか?
お尻のにおいはどうですか? 肛門周辺のトラブルが考えられる事もあります。 また、お腹の中の炎症や膿がたまっている事もありますので早めに受診してください。 肛門嚢はできるようでしたら絞るようにしてあげてくださいね。 バイオチャレンジで綺麗にケアをするのをお忘れなく!
お顔や体にしわのあるわんちゃんはしわの間も清潔にしてあげて下さいね。 食べ物のかすは腐敗が早いのでトラブルになるのも早いです。気をつけてあげてくださいね。 |
■■ 咳や呼吸に乱れは? |
わんちゃんも人間と同じようにくしゃみやあくびや咳をします。 でも咳は病気の事も考えられるので注意してくださいね。 気官や気道に炎症がある場合・心臓にトラブルがある場合、肋骨骨折・胸周辺の強打も咳が出る事があります。 咳は弱くてもすぐに受診してください。 咳は弱かったら症状が軽いのではないです。 病気が重症化したときのほうが咳が弱くなることがあるんです。 伝染性の病気にかかっている事もありますので他にもわんちゃんがいるおうちは、お部屋の中で隔離し他のわんちゃんとの接触をさせない様、注意が必要です。
フィラリア症の場合も咳が出ます。 しっかり予防しかからないようにしましょうね。 お薬を毎月一回飲むタイプと注射もあります。 獣医さんでよく相談しいずれかの方法で予防してください。 お薬は錠剤タイプのものだけでなく、最近は食べやすいジャーキータイプのものもあります。 わんちゃんにあわせて選んであげてくださいね。
息が荒いと感じる事はないですか? 暑くもない・運動後でもないのに息が荒い…何かトラブルがあるかもしれませんね… 出来る限り楽な姿勢にしてあげて気道確保をしてください。 またその他の症状がないかもチェックしてください。それから早急に受診してください。 お散歩後・運動後等でそういった症状が出た場合は、熱射病・熱中症も考えられます。 病院に行く前にとにかく体を冷やす。ぬれたタオルをかける・氷を口へ入れる。 ビニールに氷を入れ体につけてあげる…等して受診してください。 また夏場車内に閉じ込めたままにするのは絶対止めてください。 おうちやおうちの中でも安心とはいきません。 おうちやおうちの中でもおこりうることです。 涼しい場所にケージを置く…お水をいつでも飲めるようする… (お皿だとこぼしてなくなってしまう事も考えられますので、ウォーターボトルが便利です!!) |
■■ 留守番の時の様子 |
お留守番の時のわんちゃんの様子ってなかなか見る機会がないですよね… もし出来るのであれば、ビデオで録画してみたりして、一度見てみてください… 結構面白いですよ… いつもはおトイレも完璧なのにお留守番になると失敗しちゃう子… 何か病気の可能性があって我慢ができなくてしちゃた…って事もあるのでわんちゃんを確認してくださいね。 それから留守中以外にはしないかどうか…よく思い出してみてください。 留守のときばかり…の場合は精神的な要因も考えられます。 飼い主さんとの接し方が原因になっている事もあります。 日頃からわんちゃんが依存しすぎないよう接し方にも注意してください。
お出かけしている間ずっと吠える… 留守中に破壊大魔王に変身する… 一人になるとカタカタと振るえる… そういった事が見られる子は精神分離不安の可能性があります。 ご近所の方にお留守の時の様子などを聞くのもいいでしょう… こういうワンちゃんにはハッピートラベラーが効果あり! 天然ハーブで精神的に落ち着かせてくれる物なので副作用や習慣性になることもなく安心ですよ。 精神分離不安の子は、ひどくなると下痢や嘔吐もする事がありますので帰ってきた時にそういった事がないかどうか、わんちゃんの様子と共にチェックして下さいね。 |
■■ かかりやすい病気の一覧 ペット(犬)がかかりやすい病気です。症状をよく観察した上で、お近くの動物病院にご相談ください。 |
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コクシジウム症 |
子犬に多く、検便によってコクシジウムのオーシスト(胞子虫)がみられる原虫の病気です。 このオーシストは犬の口から入り、食道、胃を通って小腸に達し、粘膜下繊に寄生し、3日から6日間潜伏ののち、発病します。 初期には熱がでますが、食欲がなくなり、下痢がひどいために、貧血、脱水症状をおこしてきます。 |
カ ゼ |
一番多くかかる病気が「カゼ」です。 カゼは鼻腔や咽頭、喉頭、気管などの粘膜に炎症をおこす病気で、急に寒くなったときなど、体温が外気に吸いとられ、体内の温度調節ができなくなって、くしゃみ、鼻水、咳、発熱、食欲減退、嘔吐、下痢をおこしてきます。 このように体が弱ったところに、インフルエンザ菌や各種のウイルスが侵入して、繁殖すると、肺炎やジステンバーなどの症状をだしてきます。 カゼは一年中、いつでもひきますが、特に寒い季節や空気が乾燥しすぎたときにはやり、人間のカゼの流行時期には犬にもカゼが流行します。 |
気管支炎 (ケンネルコーフ) |
ケンネル・コーフともいわれ、ケンネル・ショップなどから買ったばかりの子犬に多くみられます。 原因は百日咳菌に似たブルセラ・ブロンチセプチカ菌、インフルエンザ菌などが感染しておこるものでふつうは7日から10日間潜伏して発病します。 咳は連続してでて、最後は痰を吐くような格好をし、その他はまったく異常がありません。 |
ジステンバー症 |
生後2ヶ月から1年未満の子犬にかかる伝染病で、一度かかってなおると免疫ができて、二度とかからないので、犬のはしかともいわれています。 原因は犬ジステンパーウイルスという、人間のハシカと同型のウイルスが、目ヤニや鼻水、尿、などに分泌され、それをなめたり、さわったりすることによって伝染します。また空気感染も考えられます。 ふつう症状としては、感染すると6日から9日間潜伏して40度前後の高熱をだし、目ヤニや鼻水をたらし、食欲、元気がなくなります。 その後、一度熱は下がるのですが、
があります。 この発作がひんぱんにおこるようになると死亡率は高く、幸いになおっても後遺症として、筋肉の無神経な痙攣の「チック」がおこったり、歯のエナメル質が黄色く、ボロボロになったりします。 |
耳疥癬虫症 |
耳あかを顕微鏡で検査すると0.5ミリぐらいの小さな疥癬虫を発見できます。 疥癬虫は外耳道内に入って柔らかい粘膜を食べ、その傷や虫の唾液の刺激によって炎症がおこり、漿液や耳アかがたまってきます。 そのためにモーレツなかゆみを覚えてひんぱんに頭をふり、耳をかきます。 疥癬虫が鼓膜内に侵入すると脳神経を刺激されてんかんのような発作をおこす事があるので、早く虫を殺す治療をしなくてはなりません。 |
真 菌 症 | 皮膚の毛穴に胞子菌、白癬菌などが入って、繁殖することによっておこる病気です。 |
アカラス症 |
虫体は250ミクロンほどの、肉眼では見えない棒状の虫が伝染してきて発病するものでスコッチ・テリア、コッカースパニエル、ダックスフンドなどの犬種で、1年未満のものが、もっとも多くかかります。 皮膚の柔らかい部分の皮脂腺や、毛穴の中にくい込み、皮脂を食べ、寄生部位に雑菌が入ると膿疱疹になり、血膿をだしてきます。 伝染力は強く、発病すると1ヶ月ぐらいで全身にひろがります。 皮膚の毛穴に住んでいる虫のために、外用薬や薬浴を行っても、なかなかよくならないのが、この病気の特徴です。 |
肛門嚢炎 | 昔はよく虫がいるからだといわれていましたが、実は肛門の両側に小さい分泌嚢がありその分泌嚢の中に、溶血性細菌(ストレプトコッカス、スタヒロコッカスなど)が侵入して、分泌液は悪臭のある濃厚な膿に変わり、嚢の中に充満し、そのために肛門に痛みやかゆみがおこり、地面にお尻をすりつけるしぐさをします。 そのままにしておくと、肛門嚢はついに破裂し、肛門の横下のほうに穴があき、血膿が流れでてきます。 |
パ ル ボ |
イヌパルボウィルスが原因で、発病すると仔犬で約90%がわずか1~2日で死亡、また成犬でも約25%が死亡する、非常に恐ろしいウィルス感染症です。 主な感染経路として、感染している犬の糞や嘔吐物、それらが触れた食器やおもちゃ、ベッドなど、そしてこれらに触れた人間の手足、衣類などですがこの様な感染物に、犬が直接口や鼻をつけて感染する経口感染です。 感染すると、個体差はありますが、激しい嘔吐があり、24時間以内に、頻繁に下痢が始まり、この下痢は白っぽい物からドロドロの粘液状の便になり血液も混じり、トマトジュースに似た粘り気のある便となっていきます。 特有な臭いがあり、魚の腐ったような匂いのする下痢である事が多いです。 激しい嘔吐と、下痢の為に脱水症状を起こし、体力の無い子や、腸炎の痛みによってショックを起こす場合もあります。 感染が確認されたら速やかに獣医さんに診察してもらうのは当然として、二次感染防止の為に、まず完全隔離及び徹底消毒をして下さい。 |
生まれたばかりの幼犬やお産の近い母体は免疫力が低下します。ペットが病気にならないためにも部屋の中やゲージ、ペットが使用する食器や用具に、毎日こまめにバイオチャレンジを噴霧し、清潔な環境づくりをこころがけてください。
バイオチャレンジを使用する各症状の処方及び対策は、お気軽にお問い合わせ下さい。 (秘密厳守) 06-6793-5549 rass.jp@hoppe-ni-chu.com
お客様担当 塩川 さおり |